県知事選挙

岩手県知事選挙2019開票結果速報|出口調査 情勢予想 立候補者の公約を解説

岩手県知事選挙が2019年9月8日に投開票となります。

こちらの記事では岩手県知事選挙2019の立候補者及び開票速報と開票結果、当選者の最新の出口調査や終盤情勢、投票率などについてご紹介します。

2019年の岩手県知事選には4選目当選を目指す現職県知事の達増拓也氏(55)=立憲、国民、共産、社民推薦=と、新人で元県議の及川敦氏(52)=自民推薦=の無所属2名が立候補しました。

有権者数は8月29日時点で106万326人となっています。

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岩手県知事選挙2019開票速報・開票結果・当選者出口調査情報

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
402803達増 拓也55無所属(立憲、国民、共産、社民推薦)岩手県知事
たっそ たくや
155504及川 敦52無所属(自民推薦)学校法人理事、元県議
おいかわ あつし

岩手県知事選挙2019の開票結果は自治体による選挙管理委員会事務局やNHKなどの最新の出口調査情報が入り次第随時、上記の図を更新していきます。

開票は即日開票となりますのでもうしばらくお待ちください。








岩手県知事選挙2019年の立候補者の経歴や公約

達増 拓也(たっそ たくや)の経歴やプロフィール

  • 名前:達増 拓也(たっそ たくや)
  • 現年齢:55歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党推薦)
  • 肩書き:岩手県知事(3期目)
  • 学歴:岩手県立盛岡第一高等学校、東京大学法学部卒業、米国ジョンズ・ホプキンス大学国際研究高等大学院修了
  • 職歴:外務省職員、衆議院議員(連続4期)、岩手県知事(連続3期)

東京大学卒業後、1988年に外務省に入省。

外務省では、在省中1991年に米国ジョンズ・ホプキンス大学国際研究高等大学院を修了し、在米大使館書記官、在シンガポール日本大使館二等書記官、外務省大臣官房総務課課長補佐などを務めた。

1996年の衆議院選挙に岩手1区から当時の新進党公認で出馬し当選。その後所属政党は新進党から自由党、民主党と変わるも4期連続当選をはたす。

2007年に、岩手県の実力者小沢一郎氏と距離をおく増田寛也知事4選阻止のための対抗馬として白羽の矢が立ち、県知事選に無所属で立候補し当選。現在3期目。

主な公約・政策主張

達増氏は、現職知事として策定した「いわて県民計画(2019-2028)」の基本目標である「東日本大震災津波の経験に基づき、引き続き復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる希望郷いわて」をキャッチフレーズに、いわて県民計画に沿って以下の公約を掲げています。

1.<東日本大震災津波からの復興>

・ハード事業の早期完了。

・こころのケア、新たなコミュニティ形成支援、住宅再建・事業者支援など、必要な事業の継続。

・震災と復興の伝承、発信。

*被災者の国民健康保険等の一部負担金免除は来年も継続します。

2.<地域振興>

(1) SDGs(国連・持続可能な開発目標)を組み込んだ、人口減少対策の新たな総合戦略。

*「いわてネクストジェネレーション・フォーラム」を開催し、若者の活躍を支援します。

(2)北上川流域の、一体的地域振興。

(3)岩手沿岸=三陸地域の、ジオパーク、「食の聖地」、スポーツアクティビティ等の魅力向上、防災と復興を核にした地域振興。

(4)岩手県北部の、大学や研究機関と連携した地域振興。

(5)情報通信技術を活用した、地域公共交通の確保、小集落の活力向上。

*5G(第5世代移動通信システム)による地域課題解決を進めます。

(6)ILC(国際リニアコライダー)の実現。

(7)ラグビーワールドカップ2019岩手県釜石市開催の成功。東京2020オリンピック・パラリンピックを「復興五輪」に。文化・スポーツ振興。御所野遺跡の世界遺産登録。

3.<幸福度の向上―いわて幸せ大作戦>

10の政策分野(①健康・余暇、②家族・子育て、③教育、④居住環境・コミュニティ⑤、安全、⑥仕事・収入、⑦歴史・文化、⑧自然環境、⑨社会基盤、⑩参画)ごとに幸福関連指標を定め、団体、企業、個人の参画を得ながら、県民及び岩手に関わる全ての人の幸福度を向上。

*子どもの医療費の窓口無料化(現物給付)を中学校卒業時まで拡大します。

*中学生の部活動及びそれ以外のスポーツ・文化活動に関する調査を行い、生徒本位の有意義な活動を目指します。

*子どもの貧困調査に基づき、対策を講じます。

*ヘルプマークの普及、まちづくりユニバーサルデザインガイドラインの改定で、共生社会の実現を進めます。

4.<産業振興>

(1)農林水産業の人材育成・経営体強化、食のブランド力向上、海外販路拡大。

*令和4(2022)年の「全国植樹祭」岩手県開催を成功させます。

(2)県内企業の働き方改革や生産性向上を支援。県内就職を促す情報発信の強化。自動車・半導体関連産業の集積促進、地域資源を生かした産業の育成。若者・女性による起業・創業の支援。

*令和元(2019)年の「伝統的工芸品月間国民会議全国大会」岩手県開催を成功させます。

(3)道路、鉄道、空港、港湾の活用促進、国内、海外からの観光・交流を増大。

*令和3(2021)年の東北デスティネーションキャンペーンを成功させます。

(4)復興事業の完了後も計画的な建設投資を実施。高規格道路や緊急輸送道路の整備。河川の治水・防災。生活道路の整備。

5.<新時代に対応する地方自治の体制強化>

人口減少対策や情報通信技術活用等のため、市町村と連携する県の体制を強化。

*市町村行政と連携・協力する県の部局を強化します。

*市町村の水道事業について、広域化推進などの支援を行います。

*市町村消防団の強化、消防団員の確保のため、補助制度を創設します。








及川 敦(おいかわ あつし)の経歴やプロフィール

  • 名前:及川 敦(おいかわ あつし)
  • 現年齢:52歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党岩手県本部推薦)
  • 肩書き:学校法人理事、元岩手県議(3期)
  • 学歴:盛岡市立高等学校、慶応義塾大学商学部卒業
  • 職歴:岩手銀行勤務(水沢支店)、議員秘書、盛岡市議(1期)、岩手県議(3期)、学校法人理事長

慶應義塾大学卒業後、岩手銀行に入社。その後衆議院議員山田宏氏の公設秘書を経て盛岡市議選に立候補し1期つとめる。

その後岩手県議を1期つとめたのち、2003年、2005年の衆議院選挙に岩手1区から自民党公認候補として立候補するも、現知事達増氏に敗れともに次点となる。

2007年に再度岩手県議選に当選し2015年まで2期つとめる。以降、政治とは距離を置き保育所運営に従事していたが、今回「知事選2回連続の無投票を防ぐため、県民に選択肢を示したい」として立候補した。

主な公約・政策主張

及川氏は現知事達増県政を「いたずらに国と対立し、県民利益を損なっている」と憂いた上で、めざす県政の姿を「身近で明るい親しみある県政」と定義し、以下6つの重点政策を掲げています。

1.東日本大震災津波からの復興

  • 「復興・創生期間」後の財源確保
  • 避難生活を余儀なくされている1,497名の早期の恒久住宅への移行の促進
  • 復興需要終了後の地域経済の活性化に向けた政策の推進
  • 新たなコミュニティ形成支援、貧困対策、見守り支援などの長期的な支援

2.国際リニアコライダー(ILC)の実現

  • 政府との連携強化による早期の誘致実現
  • 関係自治体・団体との対話の強化

3.組織編成

  • 市町村との連携強化と県広域振興局体制の見直し
  • 地域間格差是正に向けた県北沿岸振興本部の部局化
  • 県海外事務所(大連・ソウル・雲南)、海外における各種事業の見直し

4.少子高齢社会への対応

  • 医師確保・地域偏在の解消
  • 結婚サポートセンターのスタッフ増員とAI 導入による機能強化
  • 結婚サポーター制度の導入
  • 第3子出産祝い金の創設
  • 子どもの医療費助成を高校卒業まで拡充
  • 保育士・介護士等の県独自の処遇改善制度の創設、保育士修学資金貸付募集定員の大幅拡大
  • 高齢者の免許返納後の支援制度の創設

5.教育改革

  • 高校再編の在り方を見直し、地域に貢献する特色ある学校づくり
  • 特別支援学校のスクールバスの運行
  • 児童相談所の環境整備と相談体制の充実

6.産業力の強化

  • 農林水産業の担い手の育成・強化
  • 計画的な公共工事の発注と入札制度の見直し
  • 新笹の田トンネル、北岩手・北三陸横断道路等、基幹道路の整備促進
  • 非正規社員から多様な正社員制度への転換による個人所得の向上
  • SDGs登録制度と登録企業への支援制度の創設

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岩手県知事選挙2019年の終盤情勢や当選予想

現職の野党統一候補で4期目を目指す達増拓也氏と、与党候補及川 敦氏の与野党一騎打ちとなった今回の岩手県知事選挙は、現職の達増氏が大差で勝利すると予想します。

 

そもそも、岩手県は1993年に小沢一郎氏が自民党を離党した際に自民党支持層の多くを野党側に引き連れていった、小沢王国とも称される野党の牙城の一つです。

国政選挙でも、衆議院選挙では現行選挙制度が導入された1995年以降のすべての選挙で非自民系が岩手県の過半数議席を獲得し、参議院選挙の岩手選挙区でもすべての選挙で非自民系が勝利しています。

 

また、達増拓也氏は選挙に強い政治家で、4期連続当選した衆議院選挙のうち初当選時以外の3回は他の候補の比例復活当選を許さないほどでした。

岩手県知事選挙においても2度の選挙の得票率はいずれも60%以上の圧勝で、前回は与党側が対立候補を立てられず無投票となる状況でした。

 

さらに、今回の対立候補である及川氏は県議としての実績は十分ではあるものの、かつて衆議院選挙で達増氏に2度敗れ比例復活当選もできなかった方であり、与党側が候補者擁立に苦戦した状況が垣間見えます。

 

これらに加えて、先の参議院選挙で自民党候補を推薦していた農協、漁協、医師会などの自民党の有力支持母体が、今回の県知事選では自主投票としていることも達増氏には有利に働くでしょう。

 

以上のように、達増拓也氏の再選を妨げる要素はほとんど見当たらず、盤石な戦いを繰り広げ、達増氏が四選を果たすものと思われます。

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2019年9月8日投開票の選挙

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